関東在住にも関わらず、ちゃっかり参加。実はドイツの友人が岡山に留学しており、再会をかねて遊ぼうということになったのである。まぁ、二人ともデッキがなかったのでサイドイベントにちょろっと参加した程度なのだが。

とりあえず、簡易レポ。

土曜日AM 会場着
ちょうど本戦1ST ROUND前の説明をやっていた。適当に物販ブースを見物してみたり、1ST ROUNDを眺めてみたり。《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton(M12)》に殴りきられるUBWコントロールが若干哀れだった。

人が集まりかけていたドラフトテーブルに並んでいると、スタッフと思しき女性に声をかけられる。大会会場内の写真を撮りたいとのこと。もちろん断る理由もなく、快諾。満面の笑みでピースしてみた。まさか本当にHPで使われるとは(http://coverage.mtg-jp.com/gphir11/article/002275/)。記事一番下の写真で、荷物抱えながらピースしてるのが私です。

で、ドラフトは1-1で《護符破りの小悪魔/Charmbreaker Devils(ISD)》から妙に流れてくる除去を集めまくって赤黒除去単を作成。悪魔ががっつり除去を使いまわすプラン。

1戦目は緑白ビート
1ゲーム目はマナスクリューで狼に撲殺されるも、2ゲーム目は《護符破りの小悪魔/Charmbreaker Devils(ISD)》&《飢えへの貢ぎ物/Tribute to Hunger(ISD)》コンボで相手生物を根絶やしにして勝ち。3ゲーム目は序盤から相手の生物を除去しつつ高速ビートでライフを削り、最後は《猛火の松明/Blazing Torch(ISD)》でフィニッシュ。

2戦目も緑白。1ゲーム目は確か装備品への付け替えのロスが響いて負け。2ゲーム目は《異教徒の罰/Heretic’s Punishment(ISD)》でがっつりライフを削って勝ち。3ゲーム目は《護符破りの小悪魔/Charmbreaker Devils(ISD)》が《大物潰し/Smite the Monstrous(ISD)》で即退場し、《絞首台の守部/Gallows Warden(ISD)》がどうにもならなくて負け。

午後は別の友人と会う約束をしており、いったん会場を出る。


土曜PM
17時ごろにまた会場に戻る。ドイツの友人は大学の留学生ツアーで広島をまわっており、ここで合流する。同じ卓でドラフトをして1回戦で当たるとつまらないから別卓で参加しようとするも、受付時間が迫っており、仕方なく同卓でドラフトする。七分の一なら当たるまいと思ったのだが、残念ながらその七分の一を引き、1回戦で彼と戦うことに。ちなみにデッキは青黒に赤の除去をタッチしたデッキ。《アンデッドの錬金術師/Undead Alchemist(ISD)》が2枚あり、うまくゾンビが殴れれば強そうかも、という感じ。

1回戦 赤青タッチ《ステンシアの血の間/Stensia Bloodhall(ISD)》
1、2ゲーム目ともにがんがん生物を除去されて殴りきられて負け。ちなみに彼のデッキは《硫黄の流弾/Brimstone Volley(ISD)》と《地獄の口の中/Into the Maw of Hell(ISD)》と《霊炎/Geistflame(ISD)》が2枚ずつあった。

その後は彼のプレイを隣で応援していた。彼の2戦目の相手は緑白ビートで、1ゲーム目で非常に感動した。

彼は土地が多めのハンドをキープしてゲームを開始した。しかし、運が悪いことに引けども引けども土地が続く。その間相手は《深夜の出没/Midnight Haunting(ISD)》でぼこぼこ殴ってくる展開。相手の場にはタッパーやら《肉屋の包丁/Butcher’s Cleaver(ISD)》が並ぶ一方。彼の場には土地が10枚近く並んでいる。そして、なおも手札に土地があまるという状況。自分なら完全にあきらめていたはずだが、彼は辛抱強く、ブラフを続けた。結局、相手がアタックを躊躇する間になんとか陣営を立て直し、ぎりぎりの状況から逆転勝利を収めた。最後は《幻影の掌握/Grasp of Phantoms(ISD)》を表裏で起動できるほど土地が並んでいた。

彼のすごいところは最後まであきらめなかったことももちろんだが、受け攻めの駆け引きが非常にうまいところだと思った。相手ターンに削りきられないように注意をはらいつつも、一方で相手が隙を見せたときは躊躇せずに攻め入った。そうして相手のライフを削ることで、相手に「ここでこちらの攻撃がしのがれて、返しでやられたら…」と思わせることに成功したのだ。なまじ相手に有利な状況だったため、余計に躊躇した面もあったのかもしれない。その駆け引きから勝利をもぎとった彼が本当に格好よかった。

その後、彼は決勝も勝ち抜き、見事優勝。非常に嬉しかった。

とりあえず、土曜日はここまで。会場を出てからは、ホテルで一服→飲み屋で乾杯→ほろ酔いで就寝という感じ。彼は日本の食事とお酒に満足したようだ。


日曜日AM
ホテルを出て、先に帰りの切符を確保してから会場へ。本戦を観戦したり、物販ブースを除いたり。友人は日本語FOILに興味津々で、ちょこちょこと通販価格を見ながらお得なカードを買っていた。特に日森よしの氏の《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》はけっこう人気が高いらしく、かなり海外の相場より安かったようで買い占めていた。

その後は別々にドラフト。1-1でFOIL《小悪魔の遊び/Devil’s Play(ISD)》から赤一直線で、そこそこよく流れてきた白を相方にデッキを構築。しかし、除去や装備で枠を使いすぎ、生物が若干少なすぎる構築に。

1戦目 青黒(リリアナ入り)
1,2ゲームとも《恐るべき妄想/Frightful Delusion(ISD)》を決められ、精神的ダメージをおいつつ、特に良いところもなく負け。リリアナは出てこなかった。が、負け。

友人は別の卓で赤青デッキを作るも、マナスクリューで落としてこちらも一没。


互いに残念だったので、リベンジにもう一度参戦。そろそろ高額レアも引きたい。


1-1《スカーブの殲滅者/Skaab Ruinator(ISD)》でキタコレ! もうゾンビ一直線だ! と嬉々としてゾンビを集め始める。《甲冑のスカーブ/Armored Skaab(ISD)》あたりも拾って、いい感じ。
2-1《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》! もうすでに勝った! 舞い上がる。ちなみに隣の人も引き当てたらしい。二人で「ごちそうさまでした」と言ってみたり。その後も青いカードが妙に流れてうはうはな状況に。2パックだけでも十分デッキになるぐらい強かった。3-1も青いレアからスタートしたような。

ちなみに入ったレア
《スカーブの殲滅者/Skaab Ruinator(ISD)》
《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》
《大笑いの写し身/Cackling Counterpart(ISD)》
《精神叫び/Mindshrieker(ISD)》

これらに
《スカーブの大巨人/Skaab Goliath(ISD)》
《その場しのぎのやっかいもの/Makeshift Mauler(ISD)》
《縫い合わせのドレイク/Stitched Drake(ISD)》
という合体ゾンビ3種

そしてそれらをサポートする
2枚の《甲冑のスカーブ/Armored Skaab(ISD)》と《セルホフの密教信者/Selhoff Occultist(ISD)》、《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy(ISD)》。

相打ちブロッカーに《腐敗した沼蛇/Rotting Fensnake(ISD)》や《チフス鼠/Typhoid Rats(ISD)》(2枚)もおり、かなり充実したラインナップ。

殲滅者と合体ゾンビのためにできるだけ生物を確保した分、除去が少ないのが欠点だったが、それもほとんど気にならないほど圧倒的な強さだった。

1戦目 白緑
1ゲーム目は相手がスクリューしている上に完全なドブンで勝ち。
2ゲーム目は土地いっぱいのハンドと《スカーブの殲滅者/Skaab Ruinator(ISD)》をキープしたら土地ばっかりで何もできず負け。ゆとりすぎた。
3ゲーム目は相手ダブルマリガンのところを順調に展開して殴り勝ち。

2戦目 白緑(《旅の準備/Travel Preparations(ISD)》4枚入り)
1ゲーム目は《スカーブの殲滅者/Skaab Ruinator(ISD)》を出すも、相手の場に旅の準備を整えた《荘園のガーゴイル/Manor Gargoyle(ISD)》がおり、もじもじ。地上はゾンビと相手の狼が対峙する状況。結局しびれをきらしてフルパンチしたら《月霧/Moonmist(ISD)》でいなされて負け。
2ゲーム目はお互いマナスクリューでディスカードする展開。しかしこちらのディスカードは《スカーブの殲滅者/Skaab Ruinator(ISD)》だったり、《静かな旅立ち/Silent Departure(ISD)》だったり。その後、土地を引き込み《甲冑のスカーブ/Armored Skaab(ISD)》から《スカーブの殲滅者/Skaab Ruinator(ISD)》を出してがっつり殴って勝ち。《雲散霧消/Dissipate(ISD)》→《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》→《雲散霧消/Dissipate(ISD)》FBという構築っぽい動きもあったり。
3ゲーム目は土地がつまりがちな相手を横目に地上生物でライフを削る。地上が膠着してきたら今度は《縫い合わせのドレイク/Stitched Drake(ISD)》で空から殴って勝ち。

3戦目 赤青ビート
1ゲーム目は《甲冑のスカーブ/Armored Skaab(ISD)》で墓地を肥やしつつ、《スカーブの殲滅者/Skaab Ruinator(ISD)》を出すも、《静かな旅立ち/Silent Departure(ISD)》される展開。相手の除去もなかなか多く、出す生物出す生物叩き落されてしまう。しかし、《スカーブの殲滅者/Skaab Ruinator(ISD)》を何度も出しなおして攻め立てて勝ち。結局山札5枚ぐらいまで削っていた。
2ゲーム目は序盤《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》に攻められる展開。《雲散霧消/Dissipate(ISD)》でひっくり返ったため、《スカーブの殲滅者/Skaab Ruinator(ISD)》がなかなか出せず。なんとかカウンターは除去に使わせられたものの、《精神叫び/Mindshrieker(ISD)》も出てきてなかなか攻めにくい状況に。結局ここで攻めあぐねたのが響き、山札を削りきられる展開で負け。
3ゲーム目は序盤の(夜)《鉄牙/Ironfang(ISD)》がとめられず、ライフを奪われてしまう。苦し紛れのブロッカーも《霊炎/Geistflame(ISD)》、《静かな旅立ち/Silent Departure(ISD)》で処理され、殴りきられて負け。

最終2ゲーム目のミスが悔やまれたが、使っていて非常に楽しいデッキで、お財布的にも非常にありがたかった。


ここでタイムリミット。ちょろっと本戦のスタンディングを確認して、会場を出る。


帰りの新幹線内でゲットした賞品をむきむきしたところ、なんと《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil(ISD)》さんがこんにちは。大勝利だった。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

この日記について

日記内を検索