M11 4-3-2-2③

2010年10月11日 ゲーム
調子にのってM11の8-4に挑戦するも2度とも1没し、パックを失う。あの優勝はまぐれだったのかもしれない。1回目の無難な青白はともかく、2回目は青白緑のど3色とピック時点で失敗していたので当然といえば当然の結果だった。

ちびっとパックを買い足して、懲りずに4-3-2-2に参戦してみる。

ピックはこれ→http://www.raredraft.com/watch?d=1dx2h

1pack目初手は無難に《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak》。《マナ漏出》も捨てがたかったが、いきなり決め打ちっぽいのが気になった。2手目は《破滅の刃》で黒への足がかりをつくる。3手目で《予感》。ここのところきたらほとんどとっている。でも強い。4手目は《グレイブディガー》と《リリアナの死霊》で迷うも、後者を選択。ここでこいつが流れているなら黒濃い目でも戦えそうな気がしたのと、ディガーは単体ではそこまで強くないと思ったので。5手目は《泥沼病》か《黒騎士》で前者。前回のドラフトで除去がなくて泣いたため。除去は偉大。6手目はお試しで《思い起こし》。《破滅の刃》や《予感》を使いまわせればおいしそう、というのが理由。以降は青黒のスペルを適度にピックするも、後半完全にかれていてちょっと不安に。

2pack目、初手は赤が充実した中から遺憾に思いつつ、《クローン》を。これが大活躍するとはこのときは思いもせず。1pack目で生物をほとんどとれなかったので、優先してとる。心構えだったが、《予感》はとる。もはや病気に近い。《霜の壁》2枚や《組みなおしの骸骨》など地上を固める生物をとれて、なんとかコントロールデッキにはできそうな感じ。しかし、強力なカードが《クローン》ぐらいしかない…。

という状況で3pack目初手は《トリスケリオン》。目指すデッキに一番ほしかったカードと言っても過言ではない。《クローン》と一緒に場に出られたらパラダイスだぜ、とうきうき気分に。2手目は《泥沼病》。今回の方向性からして《睡眠》は相当弱そう。一瞬ロードにひかれたのは内緒。以後は低マナ域を意識しつつ除去やら生物やらをピック。《夜の子》が一枚くらい出てくれれば、と思うも願いかなわず。

デッキは以下のとおり。
Main Deck
3 Quag Sickness
2 Foresee
2 Disentomb
1 Augury Owl
1 Azure Drake
1 Negate
1 Clone
1 Call to Mind
1 Æther Adept
1 Triskelion
1 Doom Blade
8 Swamp
1 Stabbing Pain
8 Island
2 Wall of Frost
1 Bloodthrone Vampire
2 Liliana’s Specter
1 Whispersilk Cloak
1 Unsummon
1 Reassembling Skeleton

Sideboard
1 Siege Mastodon
1 Flashfreeze
1 Blood Tithe
2 Diminish
1 Wall of Vines
2 Sign in Blood
1 Mind Rot
1 Hornet Sting
1 Mountain
1 Mountain
1 Island
1 Incite
1 Thunder Strike
1 Plains
1 Goblin Piker
1 Hunters’ Feast
1 Barony Vampire
1 Canyon Minotaur
1 Wild Evocation

初手の《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak》は毎回サイドアウトしていた。《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire》と《組みなおしの骸骨》と組めば必殺!と夢見ていたが、完全に夢だった。

結果はクローンが詐欺くさい働きをして優勝。

1回戦の相手は緑黒。1ゲーム目は相手の熊を《霜の壁》で止める展開。手札の《霊気の達人》をなんとなく1ターン温存したところ、相手の返しが《覚醒のドルイド/Awakener Druid》だったので、次のターンにおいしく覚醒した《森》をバウンスする。結局相手がもたついている間に《トリスケリオン》と《クローン》(もちろんトリスケリオンに化けて)がならんでGG。2ゲーム目は1マリガンでスタートするも、相手も序盤攻めてこない。《予感》で手札を整え、マナを伸ばした後は、《トリスケリオン》《クローン》コンビが着地してGG。手札には《墓暴き》が2枚あり、まける気がしなかった。

2回戦は《執念の剣》入りの赤白。対処できるのが1枚の《否認》のみという、けっこうきついマッチ。1ゲーム目は序盤のライフを守るためにフルタップで生物を展開した返しに《執念の剣》を設置され、一気に苦境に。相手の生物を出るたびに除去していくも、手札がつきたときに出てきたのが《目潰しの魔道士/Blinding Mage》でこちらのクロックを止めながらなぐってくる。あと1ターンで削りきれるところまでダメージレースをすすめるも、《執念の剣》の速攻付与に先を越されて負け。2ゲーム目は相手が序盤に攻めきれないのをいいことに《リリアナの死霊》や《精神腐敗》で手札を攻める。《執念の剣》が場に出るも、生物を除去して死霊で空から殴りきる。3ゲーム目は土地一枚ながらも後手かつ《占いフクロウ》がいたので、思い切ってキープする。結局1ターン土地は止まるも、その後順調に土地を引くことができ、《霜の壁》で地上を止める。アタックと除去で強引に壁を突破しようとするも、《墓暴き》で再利用し、時間をかせぐ。そのうち相手の手札も消耗し、《リリアナの死霊》がさらに手札を攻めてGG。

3回戦は赤緑タッチ黒。前のマッチを電撃戦で勝利していることからかなり相性悪そうと想像する。1ゲーム目は壁と骸骨で地上を止めつつ、相手のやばい生物を除去していく展開。こちらのフライヤーも相手に除去されてしまい、なかなか攻めきれない。そのうち相手の場に《業火のタイタン》が着地し、超ピンチ!と思いきや、手札には《クローン》と除去があり、超ニヤニヤ。返しでコピーして、相手のタイタンを除去して圧倒的な場を作って勝ち。2ゲーム目はダブルマリガンでも土地0だったので、何もせず投了。3ゲーム目は《霊気の達人》で相手のクロックをバウンスして時間をかせぎつつ、《予感》や《リリアナの死霊》でアドバンテージ差を広げていく。地上を壁で止めて空から殴りはじめるも、こちらのフライヤーを除去され、多少ぐだる。長引いているうちに相手の場に《夕暮れ谷のワーム》が出てくるも、温存していた《泥沼病》で壁を突破させない。さらにこちらは《組みなおしの骸骨》をひき、おとなしくしていた《血の座の吸血鬼》が本気モードに突入、ブロッカーを次々虐殺していって勝利。《業火のタイタン》を引かれても《瞬間凍結》できる状態だった。


《クローン》の仕事っぷりが半端なかった。タイタンが出てきた試合はなければ負けていたと思う。遺憾な気持ちになって申し訳なかった。あとは、《霜の壁》と《組みなおしの骸骨》がいい仕事をしていた。軽量フライヤーのビートがなかったのも追い風だったと思う。

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