STD pauper各色検討その1.白
2010年8月24日 ゲーム先日の大会で勝てなかったのがちょっとくやしいので、研究してみる。
とりあえず、各色の強いカードを見る。今回は白。
・《未達への旅》&《忘却の輪》
クリーチャー除去&万能除去。先日も述べた通り、対処されないデッキにはソーサリー速度の確定除去として機能する。赤黒系のデッキには多分相当強い。一方、絶望的に弱いのが白、というか《コーの奉納者》。同じことは緑の《カビのシャンブラー》でもできるし、《秘宝の破壊》でもアドバンテージは得られるが、やはり4マナでできるのが偉い。自身も2/3で3マナぐらいまでの生物はだいたい止めてしまえるところも心強い。そのため、白を含むデッキはメインかサイドに確実に積まれるので、結局白相手に弱いカードになる。除去をこれだけに頼っていると危険。と、いうかそれが先日の大きな敗因のひとつと思える。ちなみに、今の環境はcip生物が多いため、必然的にそれらを対象にせざるを得ないが、割られると再度cipが発生しさらなるアドバンテージを奪われるはめになる。できるだけ、ノーマルな生物に使いたい。
・《コーの奉納者》
先に述べた通り。ほぼ旅と輪を割るための生物と言っても過言ではないと思う。あとは、各種境界石、《冒険者の装具》なども割れるので、実に器用。一方、キッカーしない場合はただの2/3なので、微妙な性能とも言える。つまり、こいつへの対処はキッカーさせずに場に出すこと。究極的には対象になるカードを使わないこと。あるいは、白白を出させないようにしたり、出す余裕がないくらい早く攻める、などだろうか。
・《コーの空猟師》
2マナ2/3飛行という恐ろしいコストパフォーマンスを誇る生物。cipで自分のコントロールするパーマネントを手札に戻さないといけないが、はっきり言ってこれはデメリットではなく、基本メリットとして機能する。コントロールならcipパーマネントの再利用に使えるし、ビートダウンでも上陸の補助に使える。普通の構築だと、展開の阻害がけっこうなデメリットとなるが、基本緩慢になりがちなSTD pauperだとそのデメリットも弱まる。救出能力や開門能力のように生物限定であればまだ使いにくさもあっただろうが、パーマネントならなんでもという条件が使いやすさを飛躍的にあげている感がある。こいつの真骨頂は戻すカードにあるので、逆に言えば、戻すカードを優先的に始末しておけば、使い勝手を大幅に減らせる。が、そもそも空猟師自体も対処しないときついカードなので、なかなか厳しい。しかも、よく戻されている相方《予言のプリズム》は割るとこちらが損をするという嫌なカードである。赤い奉納者(とまではさすがに言えないか)《躁の蛮人》で割ればアドバンテージは失わないが、2/2は戦力として微妙すぎる。やはり、戻して出すもっさりした動きにつけこんで攻め入るのが一番効果的なのだろうか…。
とりあえず、白をやるときはこれらのカードがだいたい使われている。特に空猟師はこいつのためだけにタッチされていることも多いと思われる。環境最強生物のひとつだろう。
個人的に強いと感じているカード
・《族霊導きの鹿羚羊》
エルドラージリミテッドでかなりの強さを誇る、オーラを持ってくる鹿。先日の大会で使用してみたが、やはり強い。リミテッドに比べると、オーラが活躍しにくいのが多少気になるが、《広がりゆく海》なら実質1ドローなので、悪くはない。2/5なので、出れば地上の小粒はほとんどとめられるし、上陸したカメ(《方解石のカミツキガメ》)を一方的に倒せるのは十分な強さと思う。5マナはビートダウンには苦しいが、コントロールならそこまでつらくない。M11で確定除去として使える《泥沼病》とのシナジーが今後の白黒コントロールではやるのではないかと思っている。ちなみに、《平和な心》や《睡眠発作》は空猟師に無効化されてしまうので、やはり微妙。
・《孤独な宣教師》
2マナ2/1という普通なサイズにcipで4点ライフをくれるナイス生物。空猟師とのコンビで使われることも多い。赤黒アグロに対する逆風の張本人と言える。使い回されると本当に厄介。とはいえ、素の性能は2/1でしかなく、ライフゲインは基本一時しのぎなので、強いとは言いがたい面も。2/1は簡単に立ち往生するので、コントロールだと基本ライフゲインできるチャンプブロッカーと言った感じか。並べると《よろめきショック》や《地鳴りの揺るぎ》あたりで一掃されたりするので、出すときはよく考えた方がいいだろう。
しかし本当に空猟師がやり手すぎる。だから使ってしまうのだが。
とりあえず、各色の強いカードを見る。今回は白。
・《未達への旅》&《忘却の輪》
クリーチャー除去&万能除去。先日も述べた通り、対処されないデッキにはソーサリー速度の確定除去として機能する。赤黒系のデッキには多分相当強い。一方、絶望的に弱いのが白、というか《コーの奉納者》。同じことは緑の《カビのシャンブラー》でもできるし、《秘宝の破壊》でもアドバンテージは得られるが、やはり4マナでできるのが偉い。自身も2/3で3マナぐらいまでの生物はだいたい止めてしまえるところも心強い。そのため、白を含むデッキはメインかサイドに確実に積まれるので、結局白相手に弱いカードになる。除去をこれだけに頼っていると危険。と、いうかそれが先日の大きな敗因のひとつと思える。ちなみに、今の環境はcip生物が多いため、必然的にそれらを対象にせざるを得ないが、割られると再度cipが発生しさらなるアドバンテージを奪われるはめになる。できるだけ、ノーマルな生物に使いたい。
・《コーの奉納者》
先に述べた通り。ほぼ旅と輪を割るための生物と言っても過言ではないと思う。あとは、各種境界石、《冒険者の装具》なども割れるので、実に器用。一方、キッカーしない場合はただの2/3なので、微妙な性能とも言える。つまり、こいつへの対処はキッカーさせずに場に出すこと。究極的には対象になるカードを使わないこと。あるいは、白白を出させないようにしたり、出す余裕がないくらい早く攻める、などだろうか。
・《コーの空猟師》
2マナ2/3飛行という恐ろしいコストパフォーマンスを誇る生物。cipで自分のコントロールするパーマネントを手札に戻さないといけないが、はっきり言ってこれはデメリットではなく、基本メリットとして機能する。コントロールならcipパーマネントの再利用に使えるし、ビートダウンでも上陸の補助に使える。普通の構築だと、展開の阻害がけっこうなデメリットとなるが、基本緩慢になりがちなSTD pauperだとそのデメリットも弱まる。救出能力や開門能力のように生物限定であればまだ使いにくさもあっただろうが、パーマネントならなんでもという条件が使いやすさを飛躍的にあげている感がある。こいつの真骨頂は戻すカードにあるので、逆に言えば、戻すカードを優先的に始末しておけば、使い勝手を大幅に減らせる。が、そもそも空猟師自体も対処しないときついカードなので、なかなか厳しい。しかも、よく戻されている相方《予言のプリズム》は割るとこちらが損をするという嫌なカードである。赤い奉納者(とまではさすがに言えないか)《躁の蛮人》で割ればアドバンテージは失わないが、2/2は戦力として微妙すぎる。やはり、戻して出すもっさりした動きにつけこんで攻め入るのが一番効果的なのだろうか…。
とりあえず、白をやるときはこれらのカードがだいたい使われている。特に空猟師はこいつのためだけにタッチされていることも多いと思われる。環境最強生物のひとつだろう。
個人的に強いと感じているカード
・《族霊導きの鹿羚羊》
エルドラージリミテッドでかなりの強さを誇る、オーラを持ってくる鹿。先日の大会で使用してみたが、やはり強い。リミテッドに比べると、オーラが活躍しにくいのが多少気になるが、《広がりゆく海》なら実質1ドローなので、悪くはない。2/5なので、出れば地上の小粒はほとんどとめられるし、上陸したカメ(《方解石のカミツキガメ》)を一方的に倒せるのは十分な強さと思う。5マナはビートダウンには苦しいが、コントロールならそこまでつらくない。M11で確定除去として使える《泥沼病》とのシナジーが今後の白黒コントロールではやるのではないかと思っている。ちなみに、《平和な心》や《睡眠発作》は空猟師に無効化されてしまうので、やはり微妙。
・《孤独な宣教師》
2マナ2/1という普通なサイズにcipで4点ライフをくれるナイス生物。空猟師とのコンビで使われることも多い。赤黒アグロに対する逆風の張本人と言える。使い回されると本当に厄介。とはいえ、素の性能は2/1でしかなく、ライフゲインは基本一時しのぎなので、強いとは言いがたい面も。2/1は簡単に立ち往生するので、コントロールだと基本ライフゲインできるチャンプブロッカーと言った感じか。並べると《よろめきショック》や《地鳴りの揺るぎ》あたりで一掃されたりするので、出すときはよく考えた方がいいだろう。
しかし本当に空猟師がやり手すぎる。だから使ってしまうのだが。
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